秩父市移住推進事業 公式サイト「プチ移住 秩父」

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移住してきた人

おおがいななえ
大海七重さん

地域のボランティア活動に参加
医療従事者地域活動
看護士・NPO法人秩父まるごと博物館会員
  • 1941年生まれ
  • 岩手県前沢市出身

秩父に移住したきっかけ

秩父に移住したきっかけ

私は出身が岩手県で、小さい時に東京に出て来て、ほとんど東京で過ごし仕事は看護師をしていました。秩父に移住される方の多くは秩父に夢を持って来られる方が多いかと思いますが、私の場合は辛い経験をしたため、自然に癒されたいとの思いで秩父に移住してきました。
 秩父に来たのは13年前ぐらいだったかと思います。秩父はゆったり時間が流れている感じがするので、秩父に来たら時間の感覚も大雑把になりました(笑)
 私が今住んでいる所は少し山の方で、移住してきた人も周りに何軒かいらっしゃるんです。その人たちととてもいい関係ができています。また麓の地元の人たちからも「いってらっしゃい」「おかえりなさい」と声をかけて頂いてとても助けられています。長生きしそうで困っています(笑)

秩父の自然に癒され、前向きな気持ちに

秩父の自然に癒され、前向きな気持ちに

移住した当初は、辛い出来事を思い出すのが嫌で、身体を痛めつけて忘れたいと思いました。秩父は自然がいっぱいありますので、たくさん歩き回りましたね。そんなことをしていたら、いつしか自然に癒されていることに気づきました。私はこの自然に対して、"ありがとう"と感謝の言葉だけでなく、何かしていかなくてはいけないと思う様になり、自然環境保護に目が向いていきました。その頃に『NPO法人 秩父の環境を考える会』に参加し、活動しているうちに色々な方と関わり合いができて、どんどん面白くなってきて次第に元気になっていきました。

NPO法人『秩父の環境を考える会』の活動

NPO法人『秩父の環境を考える会』の活動

色々な活動をしているのですが、私は森林再生プロジェクトの活動をしています。獣害被害の木を守ったり、消滅しそうな植物を増殖させたり、緑を増やすためにドングリの木を植えたりしています。自分でもこのような活動に対するエネルギーが湧いて来るのが不思議ですね。おそらく過去の辛い記憶が、私の心を奮い立たせるようなものに出会わせてくれたのかなと思っています。活動一つ一つがとてもやりがいがあり、元々看護師でしたので、体力もあり山歩きも好きだった私に自然がエネルギーをくれているのだと思います。
 環境を考える会は古くから活動をしており、秩父に根付いた活動をしているので、メンバーも秩父の方が多いですね。そこに私のように自然に魅かれた人達が入ってきて、一緒に活動をさせて頂いています。何も知らない中飛び込んで、同じ目的を持って活動しているうちに、なんだか同士のような人間関係になっています。そんな平等な関係と、秩父の人達の人柄に接するのも楽しくて活動しています。人間関係では本当に自然に受け入れていただき、皆さんに感謝したいです。

NPO法人『秩父まるごと博物館』の活動

NPO法人『秩父まるごと博物館』の活動

 私は『秩父まるごと博物館』というNPOでも活動しています。よく「その博物館はどこにあるんですか?」と聞かれるんですけど、これは「秩父の全部が博物館なんだよ」って言う意味なんです。秩父の文化や伝統、地質なども博物館に値するものだけれど、秩父の人々からも秩父の良さとか、持っている知識から学べるということで人も博物館なんだよ、という意味ですね。よそから来られた方に秩父の色々なことを、その人なりに伝えられるというのも、人も含め、秩父全体が博物館として伝えていけたらいいかなと思っています。

移住者から見た、秩父の”人”と可能性

移住者から見た、秩父の”人”と可能性

 秩父の人って、盆地で生活しているせいか内に向かう気持ちが強いのかなと感じています。一般的にはシャイって表現になるかと思いますが、秩父の人のシャイはとても暖かくて、自分から心を開いて行ったら絶対に受けてくださると感じています。
 また秩父はまだまだ可能性があると思っていて、もっと色んなNPOなどの団体や、キーマンがタッグを組めれば、すごく大きなエネルギーになっていけるのになと思います。繋がることで大きな力になるはずなので、よその人にもっと秩父の良さを伝えるのに勿体ないなぁと感じます。リーダーシップのある方はいらっしゃるので、どなたかまとめられる方がいればいいなぁと思います。

『ジオパーク』に学んだこと

『ジオパーク』に学んだこと

秩父のジオパーク(「大地の公園」の意)は、地質から昔のことを知る手立てになるんですよね。ジオを感じさせる場所に立つと、人間なんてほんのちっぽけな物なんだなって感させられます。それだけ秩父のジオって偉大なものなんですよ(笑) 自分を謙虚に見つめることができる場所なんです。そうすると今いる環境に感謝しなくちゃいけないと思います。都会ではずいぶん傲慢な生活をしてたな、なんて思い、人間として生きていく一番大切なものは何かなというところに行きつくような気がします。秩父のジオを背にすると、いらないものが削ぎ取られていく感じがします。

秩父の良さ~自然を残し、伝える~

秩父の良さ~自然を残し、伝える~

秩父の良さのバックにあるのは、やはりこの豊かな自然ですね。これは本当に守っていかなくてはいけないという思いがあります。まるごと博物館のように、そこにいる人達みんなが秩父の宝物を知って感じてくれたらいいなと思います。自然と向き合い土に触れていると五感がすごく働くようになり、心が豊かになります。感じる力を養ったら、何が大事がわかってくる。秩父ってそんな場所なんだよって観光案内所で話しています(笑)
 今でも月に一回東京に帰っているんですけど、秩父の駅に着くと五感が蘇ってくるんです。「鳥が鳴いている」とか「花が咲き始めた。空が綺麗」とか「お花の匂いがする」とか。東京ですとショッピングが楽しかったりで忘れちゃっているんですけど、秩父に戻ると動き出すんでしょうね。

看護士・NPO法人秩父まるごと博物館会員 大海七重さん

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2006年頃、東京から単身で秩父に移住。秩父の自然に元気をもらい、日々、自然保護活動に精力的に参加している。移動は自転車!パワフルでチャーミング。看護士の経験を積まれ、現在秩父では自然環境を保護するボランティア活動に献身的に関わっている大海七重さんにインタビューしました。

Copyright© City of CHICHIBU All Rights Reserved. 掲載記事、写真の無断転載を禁止します。
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