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移住してきた人

なかざわれい
中澤れいさん

秩父鉄道 企画部
会社員・公務員
秩父鉄道
  • 1994年年生まれ
  • 東京都八王子市出身

秩父鉄道 中澤れいさん

1994年生まれ、東京都八王子市出身。
地理が好きだったことと、子どもの頃に車中心の生活を送っていた反動で、中澤さんは鉄道に興味を持ちました。
時刻表や路線図を調べていろいろな場所を旅するようになり、鉄道の仕事に興味を持ち始めたのがきっかけで、2017年に秩父鉄道に入社されました。
最初の配属先は熊谷駅で、改札で切符を確認したり窓口でお客様の対応をしたり駅の中で仕事をしていましたが、現在は企画部に配属となり、鉄道や沿線の広報関係を担当されています。

①鉄道に関わるようになったきっかけ

①鉄道に関わるようになったきっかけ

ーーー鉄道が好きになったきっかけを教えてください。

【中澤】
元々、両親が車好きで子どもの頃の旅行は車が中心でした。
地理や地図を見たりするのが好きだったので、高校生になり自分で出かけられるようになった時に、電車をいろいろと調べるようになりました。
時刻表や路線図などを見て旅の計画を立てて、「青春18きっぷ」を利用して実際に出かけたりしていました。
電車で旅する中で、自分の力で日本中を移動しているような感覚に次第にハマっていきました。
電車で旅行していると、その土地の人たちの方言が飛び交っていたり、エスカレーターは関東だと立ち位置は左側ですが、関西に行くと右側になるんですよね。
そういったことを目の当たりにして、鉄道からはその土地の文化も感じられるのがすごく面白いなと思いました。
そこから、鉄道を通して地域の文化を発信する側になってみたいと思うようになりました。

②秩父鉄道へ入社した経緯

【中澤】
私はだんだんと電車に乗ることが目的になっていきましたが、ほとんどの方は鉄道を移動手段として利用していると思うんですよ。
ですが、SLは乗ることが目的の方が多いと思うんですね。鉄道を移動手段ではなくて目的として提供できるっていうのが面白そうだなと思いました。
また、私自身レトロなものが好きなので、ローカルな雰囲気が漂う秩父鉄道がいいかなと思ったのも入社のきっかけです。

③現在の仕事(秩父との関わり方)

③現在の仕事(秩父との関わり方)

【中澤】
今は広報関係を担当しておりまして、※1PALETTE(パレット)といった広報誌の発行などをしています。
その他にもホームページの更新や、 SNSでの発信、イベントの調整、SLのヘッドマークをはじめとした各種製作物の製作、調整などを行っています。

ーーー仕事で情報収集などもされているとのことですがデスクワークだけではなく、外に出て取材などもされていますか?

【中澤】
そうですね。企画部に来てからは花が見頃の時期には写真を撮りに行ったり、今こんな花が見頃ですよとSNSで発信したりできる機会が増えました。
   
ーーー今の部署の魅力は何ですか?

【中澤】
「秩父鉄道沿線にはいいところがありますよ!来てくださいね。」と、多くの方に沿線の魅力を発信できることがすごく面白いなと思っています。
秩父は神社仏閣も多いですよね。PALETTE 2021年7月号では、秩父の神社やお寺の御朱印めぐりを特集しました。
自分自身も好きで魅力に感じているものを多くの方に紹介できるのは、企画部ならではだと思います。

※1PALETTE(パレット) 秩父鉄道が発行している沿線情報誌。
毎月下旬に発行し、秩父鉄道各駅や沿線の施設、店舗等での配布のほか、秩父鉄道HPでも公開中

④秩父の魅力

④秩父の魅力

ーーー色んな所を回られたりとか沿線を歩いたりとか秩父に来訪されることも多いと思いますが、仕事を通じて思う秩父の魅力はどんな所になりますか?

【中澤】
いくつかあると思うんですけれども、都内から2時間程度でアクセス可能であり、自然が豊かなところだと思っています。
花もそうですが、四季折々どの時期に行っても綺麗な景色が広がっていて、自然の美しさがあると思います。
人に焦点を当てると、秩父って方言がちょっと強い口調に聞こえて、怖い人なのかなぁと一瞬思ったりしますが(笑)話してみると皆さんとても親切で、あたたかい方が多いですね。
夜祭をはじめ、お祭りやお祭り好きの方が多く、また地元愛が強い方が多い印象です。

ーーー方言だと何が印象的でしたか。

【中澤】
熊谷で遭遇した方言ですが、「かん回す」をいきなり言われて、わからなかったんです。
家に帰ってこっそり調べて、「かき混ぜる」っていう意味だったのを後から理解しました(笑)

ーーー秩父夜祭には行かれたことはありますか?

【中澤】
実はまだ一度もなくて(笑)
秩父夜祭の日は熊谷の本社でお留守番ということが多くて、普通に仕事をしていました。

⑤現在の熊谷での暮らしについて

⑤現在の熊谷での暮らしについて

ーーー東京から出てきて、熊谷だとちょこっとだけ「地方暮らし」という感じかと思いますが暮らしてみてどうですか?

【中澤】
熊谷は、全てが程よいと感じています。
自然が残っているところや、人の多さ、駅前の発展の仕方、都内への距離とかがすべて程よくていいとこどりかなって思っています。
私の出身が東京の八王子市で、田舎って言うと田舎なので、熊谷とのギャップはそれほどなかったと感じています。
熊谷に住んでいて、不便だとは感じたことはないですね。
それに、秩父鉄道に1時間程度乗れば、熊谷とはまた違った自然の絶景が楽しめます!

⑥地方との関わり方の魅力(仕事、移住など)

⑥地方との関わり方の魅力(仕事、移住など)

ーーー地方との関わりを持つ魅力とはなんだと思いますか?

【中澤】
元々、その土地の文化や住む人たちがどういう思いを持って生きているかに興味があったので、今は仕事を通して感じることができるようになりました。
これまで知らなかった世界(土地)を知ることができ、だんだんその土地がわかってきて「ツウ」になってくる感覚を楽しんでいます。


ーーー秩父鉄道の沿線の魅力をどんな風に発信していきたいですか

【中澤】
まず来てもらいたいという思いがありますね。広報という仕事を任せていただいているので、秩父に行きたいと思ってもらえるような情報の発信の仕方を研究して、力を入れてきたいなと思っています。

ーーー将来こんなことをしたい、仕事でもプライベートでもいいのでどんな役割を果たしていきたいですか?

【中澤】
少子高齢化が進み、秩父鉄道沿線も人口の減少がとても進んできています。
地域おこし協力隊の方々が移住推進を取り組まれていらっしゃるように、観光だけではなく住んでいただかないといけません。
将来的に住みたいと思ってもらえるような情報発信などをしていきたいです。
そして、より多くの方に「秩父鉄道に乗りたいから沿線に行こう/住もう」と、秩父鉄道を移動手段だけでなく、目的として利用してもらえるようにしていけたらと思います。

ーーー中澤さんは仕事を通してその土地の人や自然などの魅力を発見し、楽しんでいるように伺えました。都心から移住する人は、都会と田舎のギャップに不安を感じることもあると思いますが、中澤さんのようにポジティブにその土地の違いを楽しんで暮らしてもらえたらと思います。引き続き、秩父鉄道沿線の魅力を発信してくださるのを期待しています!

Copyright© City of CHICHIBU All Rights Reserved. 掲載記事、写真の無断転載を禁止します。
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