秩父でセカンドライフを過ごす
秩父市では、定年後のセカンドライフを過ごす方に向けた事業も推進しています。自然豊かな秩父市で、セカンドライフを検討してみてはいかがでしょうか?
秩父市生涯活躍のまちづくり
建物イメージ図
「秩父市生涯活躍のまちづくり」とは?
秩父市では、「都市部などの住民が、自らの意思で秩父へ移り住み、秩父の住民と交流しながら、健康でアクティブな生活を送れるとともに、医療・福祉等の地域ケアも整ったまちづくり」を目指しています。共に「消滅可能性都市」の指摘を受けた、35年来の姉妹都市である豊島区とも連携し、「持続発展都市」を目指した交流事業などを推進しております。このまちづくり構想のモデル事業として、アクティブシニア(60歳以上の元気なシニア世代)を対象とした『花の木プロジェクト』も始動しました!
「花の木プロジェクト」とは?
秩父市上町3丁目の未利用地を活用し、敷地の北側部分に市が「交流センター」(2019年秋頃オープン)を新築整備し、南側部分を事業者(株式会社コミュニティネット)に貸し付け、「サービス付き高齢者向け住宅(通称:サ高住)」(2019年秋頃オープン)を新築整備し、運営を行う公民連携型の生涯活躍のまちづくり事業です。花の木プロジェクトでは、木造2階建て20戸のサ高住を予定しており、交流センターでは入居者のみならず地域住民との交流事業も想定しています。予定地の上町エリアは、幼稚園~高校までがそろった文教地区で、秩父市立図書館も徒歩圏内です。スーパーや百貨店、クリニックなども徒歩圏内です。
- 花の木プロジェクトの詳細については以下URLをご覧ください。
- http://www.city.chichibu.lg.jp/7632.html
花の木プロジェクト周辺地図
花の木プロジェクト上空イメージ
『サービス付き高齢者向け住宅』とは?
高齢化が急速に進む中で、高齢の単身者や夫婦のみの世帯が増加しており、介護・医療と連携して高齢者を支援するサービスを提供する住宅を確保することが極めて重要である一方、サービス付きの住宅の供給は、欧米各国に比べて立ち後れているのが現状です。
このため、高齢者の居住の安定を確保することを目的として、バリアフリー構造等を有し、介護・医療と連携し高齢者を支援するサービスを提供する住宅のことです。
『サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)』の概要
- 入居対象者
- 60歳以上の単身高齢者、高齢者+同居者
- 規模・設備
- 各専有部分の床面積=原則25㎡以上、トイレ・洗面設備等水周りの整備、バリアフリー構造であること(床・手摺・廊下幅等)
- サービス
- 安否確認、生活相談サービス提供(不在時間帯は緊急通報システムで対応)
サービス付き高齢者向け住宅整備(サ高住)の考え方
秩父市では、高齢者が主体となって地域社会に溶け込みながら健康でアクティブな日常生活が送れるコミュニティづくり、まちづくりを行うという考え方に基づき、整備を進めていきます。
また、地域住民の「まちなか」居住空間、居住者の居住空間、コミュニティの拠点、健康づくりの場など、共同生活と個人のバランスの取れた生活環境を確保するためにサ交住を整備するものとし、また、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)を中核施設とする拠点を中心として、地域の見守り体制、空き家や地域資源の活用による多世代の活動空間整備などを通して、安心や生きがいづくりの仕組みをつくり、地域に展開していきます。
<構想の基本コンセプト>(従来の高齢者施設との基本的な違い)
- 従来の高齢者施設等
- 「生涯活躍のまち」構想
- 主として要介護状態になってから選択
- 居住の契機
- 健康時から選択
- 高齢者はサービスの受け手
- 高齢者の生活
- 仕事・社会活動・生涯学習などに積極的に
参加(支え手としての役割)
- 住宅内で完結し、地域との交流が少ない
- 地域との関係
- 地域に溶け込んで、多世代と協働
- (出展)「生涯活躍のまち」構想(最終報告)日本版CCRC構想有識者会議
- http://www.kantei.go.jp/jp/singi/sousei/meeting/ccrc/h27-12-11-saisyu.pdf