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ランニングが変えた人生

松本卓也まつもとたくやさん

個人事業主(RunHive)

出身地:埼玉県秩父市

秩父市出身。高校卒業後秩父を離れて埼玉県内で就職後、転勤で東京へ。『走る』という体験を通して、秩父の魅力を発信したいと思い、29年間勤務した会社を退職してUターン。地域おこし協力隊を3年勤め、卒業後はランニングステーションの設立を目指し、秩父地域のガイドをするなど幅広く活躍中。

Q. 移住を考えたきっかけを教えて下さい。

東京に転勤して3年してからですかね、自然の多い所で暮らしたいなという思いがありつつも、仕事が多忙だったこともあり、どうしようか悩んでいました。そこにコロナがあって、リモートワークになりました。そのタイミングで、地元に戻ってリモートで働くのもありかと考えました。ただ、定期的な通勤も必要だったためリモートワークが難しく、いっそ仕事を辞めて以前から考えていた起業のためにUターンもありかなと考え始めました。

あと、趣味でランニングをしていて、地元の秩父へ都会のランニング仲間を連れて走っていたのですが、「秩父って良いところだね」と言われ、自分の生まれたところは魅力ある場所だったと思い知らされ、秩父にランナーが集まれる拠点(ランニングステーション※)を作りたいという気持ちが生まれて、それが後押しする形になりました。

※ランニングステーションとは・・・ランナーが更衣室、ロッカー、シャワーを利用できる活動拠点です。荷物を預けて手ぶらで走りに行き、終了後に汗を流して着替えられます。

Q. ランニングはどうして始めたのですか?

東京に転勤した初日に、勤めていた会社が皇居に近かったことから、「皇居を走ってみたい」と冗談半分で言ったのを同じ部署にいた皇居ランナー(皇居の周りを走っている人)に聞かれ、「一緒に走ろうよ」と半ば強制的に皇居に連れて行かれたのがきっかけです。

最初は息切れで200メートルも走れませんでした。走り終えて、連れ出してくれた同僚ランナーの人から「何か目標があった方が続くから」と、半年後のフルマラソンにエントリーをしました。そしてフルマランに完走した時のその達成感がすごくて、それでどっぷり浸かった感じですね。

Q. 移住を決断した決め手はありますか?

お祭りなどで定期的には帰ってきていましたが、秩父でいきなり起業することと、久しぶりの秩父の生活には不安がありました。そんな時にちょうど地域おこし協力隊の募集をしていて、締め切りまで残り二週間というタイミングでした。
問合せをしたところ、その頃現役だった地域おこし協力隊の方に繋いでいただき、活動内容など詳しく話を聞くことができました。地元での新たな人脈づくりも出来そう、ランニングステーションへの準備期間としても良さそうだということで、すぐに応募して、そのまま地域おこし協力隊として採用されたので、そこで移住を決断しました。

Q. ご家族の反応はいかがでしたか?

特に心配や反対もされませんでした。子供達からも、「好きなことをやればいいんじゃない」と言ってもらえたので、思い切って移住に進むことができました。

Q. 地域おこし協力隊の仕事はどのようなことをされていましたか?

移住相談や支援がメインの仕事でした。秩父市はミッション型で決まった仕事をするというタイプだったので、3年間という決められた期間の中で、協力隊終了後を見据えて、移住と走ることを絡めた活動を常に考えていたので、終了後の準備期間にすることもできました。あとは、業務を通じて地元の人とのつながり作りもできましたね。

Q. 特に地域おこし協力隊で印象残ったことはありますか?

秩父市内の高校写真部の生徒と秩父市移住相談センターのコラボで写真展を毎年3回行ったのですが、若い高校生たちの視点と秩父市外から移住した人や移住をしたいと思っている人が撮影した、地元の人からするとに普段見過ごしいるような秩父の風景を見てもらえて、毎回200人以上の来場者があり好評をいただきました。
あとは、TOKYO FMのSky rocket companyという番組と一緒にランニングイベントを開催して、秩父市内を移住相談センターが運営する秩父ファンクラブメンバーと番組リスナーとで一緒に走って巡りました。ランニングを通じて交流ができてとても充実していました。

Q. 移住で変わったことや印象的な出来事などあれば教えて下さい

前の仕事がハードであまり余裕がなかったこともあり、今はランニング関連やガイドがメインの仕事で複数掛け持ちですが、自分のやりたいことをやれているという実感があります。
秩父市にはミューズパークという大きな公園があるのですが、そこで『秩父ミューズパークparkrun』というランニング・ウォーキングイベントを主催しています。地元の方はもちろんですが、秩父市に移住してきた方や外国人の方も含めて毎週30人近い参加者が集まっていただいています。ランニングを通じての交流から、多くのつながりができたので、それがとても充実した毎日につながっているのかもしれません。

Q. 移住後の人間関係はいかがでしょうか?

元々住んでいたとはいえ、30年近く離れていたこともあり、地元との関係は以前より少なくなっていました。それを埋めるため、できる限りコミュニケーションを取ることを心がけ、地域おこし協力隊の時から、地域の祭りに参加したり、秩父神社の清掃にボランティアで参加したりと、様々なことをしていく中で知り合いが増えて、イベントなどで声を掛けてもらえるようになりました。
田舎の関係は都会より濃密なので、良い関係性が出来てくると、人脈も増えていくと思います。とはいえ、いきなり親しくなるのは敷居が高く感じることもあります。そんなときは、きっかけ作りとして、「こんにちは」とあいさつするだけでも相手も快く挨拶を返してくれると思います。

Q. 今後の展望を教えて下さい

今はランニングステーションを作るために、活動しています。いろんな方からのサポートを受けながら起業を進めています。自然ガイドの資格を取りましたので、秩父の自然をガイドする案内役として外部の方とも関わりを持ちつつ、最終的にランニングステーションを運営して秩父に足を運んでいただける人を増やすことができるようにしたいと思います。

お試し居住 移住体験ツアー
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